真鍮製品のお手入れ方法
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○真鍮とは
真鍮(しんちゅう)は銅と亜鉛を使って生成された合成金属のことです。
黄銅とも呼ばれています。
英語ではBrass(ブラス)。
ブラスバンドのブラスと同じでトランペットなどの金管楽器やアンティークの雑貨や家具の一部などでも使われています。
最も親しみのあるものでは5円玉も真鍮で作られています。
使えば使うほど味が出て、経年変化により深みや歴史を感じることができます。
ピカピカにしたい時は磨き、アンティーク調がお好みの方は自然に馴染むまでお使いいただくなど、さまざまな表情を持つ不思議で愛着の湧く素材です。
また、お手入れをすることで長くご使用いただけます。
メッキ品のように表面が剥がれることはなく
磨くことで何度でも輝きを取り戻すことができます。
○お手入れ方法
妻は四六時中(食器洗いもお風呂も寝るときも)真鍮アクセサリーをつけていますが
ピカピカの状態が保たれていますし、お風呂場にかけてあるS字フックは1年ほど掛けっぱなしですが、サビなどはみられず良い具合いに黒くくすんできています。
状況によっては長い間放置しておくと、サビ(緑色)が発生することもあります。
※万が一サビや黒ずみが発生しても体に影響はないと言われていますのでご安心ください。
(真鍮からでるサビは緑色の毒々しい色をしていますが害はありません。)
このように状況によって様々に雰囲気が変わっていきますので好みの色合いにするためのお手入れ方法をお伝えします。
・くすみが気になるときや艶を出したいとき
→金属磨きクロス(100均にも売ってます!)や研磨剤を使って磨いてください。
・手垢や水痕が気になるとき
→お酢やレモン(クエン酸)に漬け込むか、適量塗り、ふき取ってください。
漬け込みの場合は5~10分程度。
・斑点のような黒ずみやサビ(緑青)を取りたいとき
→工業用研磨布(スコッチブライト)で擦ります。
表面を削り、取り除くので細かい傷がつきますがその後に
金属磨きクロスや研磨剤を使うと艶が戻りますのでぜひ試してみてください。
・アンティークのような風合いにしたいとき
→長い時間をかけてじっくりと見守ってあげてください。
オリジナルな風合いへと変化していきます。
様々な状況にも対応できる優れた素材ですので、いろんな場所に連れていっていただけたら嬉しいです!